このセミナーに関しては関節ムービングセミナーに参加したことがある方が参加条件になります。

関節ムービング×ニューロリセットの基本理論

1. 関節ムービング×ニューロリセット施術の目的と定義

   関節ムービング×ニューロリセット施術とは、関節や筋肉に存在する固有受容器への適切な刺激を通じて、脳と身体の神経ネットワークを再教育し、運動制御と自律神経のバランスを整えるアプローチです。
   従来の“筋肉をほぐす”施術とは異なり、神経回路そのものの再構築を目的としています。

2. 神経生理学的メカニズム
   • 固有受容器（筋紡錘、腱紡錘、関節受容器）は、筋肉や関節の状態を脳に伝えるセンサーです。
   • これらの受容器が刺激されると、情報は脊髄 → 小脳 →大脳運動野へ伝わり、運動指令が修正されます。
   • このプロセスにより、“誤った身体地図”が修正され、自然な筋出力と可動域が回復します。
3. 臨床応用のポイント
   1. 刺激は“強く”ではなく“正確に”。方向・リズム・タイミングが重要です。
   2. 施術直後の反応を観察し、筋緊張・呼吸リズム・表情変化を確認します。
   3. 脳への情報入力後は、軽い運動や呼吸調整で統合を促します。
4. 関節ムービング×ニューロリセット施術手順
   1. 評価

      姿勢観察・可動域チェック・感覚テスト

   2. 関節ムービング×リセット施術

      関節包内・筋膜・腱・皮膚受容器への神経入力

   3. 統合

      呼吸誘導・姿勢再教育・軽運動で再学習を促進

関節ムービング×ニューロリセット施術は、身体と神経の新しい対話をつくりだす施術になります。

この理論を共有し、クライアントさんそれぞれに最適な“身体マッピング”を提供しましょう。

セミナー1週間前にメールにてご案内いたします。

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