先日、ご紹介で来院されたクライアント。

症状はめまい。

来院された際も顔色は悪く、めまいも頻繁に。

もちろん専門機関も受信済み。病名はなく様子を見ましょうと。

同じような症状をお持ちの方からのご紹介が当院の来院きっかけの模様。

問診時もめまいがあり、気持ちわるいと。

軽く身体全体のバランスを見るために少し身体全体を揺らしただけでで
もうグラグラで気持ち悪いと。

うーむ。

「はたしてこの状態で調整できるのか?」

しかし来院したからには何かを施す。

身体の状態から考えられる要素を抜出、説明。
この要素を少しでも減らす調整を行うことにした。もちろん本人にも了解を得て。

最少の刺激で治療。
最少の刺激にかなり過敏に反応する身体。身体は正直でそれなりの返答を返してくる。
その時、その時のベストな反応。

これは辛いけど身体の反応は止められない。

治療も終盤に。
治療中はめまいは軽減。しかし立ち上がり時に出るんだな。これが。
めまいはするけど身体全体は楽になったとのこと。

ここから重要なのは今後の展開。
身体は新たな感覚になっているのだから、何かしらの反応が出るかもしれないし、
出ないかもしれない。これは時間が経過しないとハッキリいって施術者にはわからないこと。

ただ説明しておくことがかなり重要。
説明しておかないとトラブルの元になる可能性がある。
今回はしっかりと今後考えられる身体反応と調整していく必要性を説く。
本人も納得。

次回を待つ。

今回言いたかったのはデリケートな症状の場合は説明が大切ってことです。

セミナーではもう少し詳しくご報告しますね。
大切なことですから。自由診療はとにかく時々想像を超えたものがやってきます。

さて24日日曜日は関節ムービングセミナー(診たて編)
前半期のラスト。

今回は花谷先生のセミナーで見せて頂いたある○○現象を使い、急性、慢性腰痛に対する
アプローチ法を皆さんにお披露目したいと思います。
私は見せて頂いた時、閃いたのです。何となく施していた手技。
じつはこの現象を当てはめると説明がついたのです。

このアプローチが効果的だったのはこんな現象が関与していたのかもと。
これをお見せ致します。

お楽しみに。