今回はある症例について書いてみようと思う。
先日の新患さん(女性)症状は手の震え、偏頭痛、突然の強い発汗(頸部のみ)、肩こり、不眠、等々。手の震え、発汗、偏頭痛。
診たてでは頸部、肩、背部の強い緊張はある。
この場合は単に緊張部を緩めるという施術はあまり適当ではない。
そしてご本人曰く、強く押されると翌日動けなくなることが多いとのこと。
もうご存知かもしれないが緊張が強いからといってその部の刺激をするのは適当ではなく
理由があって身体が緊張を作っている場合が多くある。
今回もそのパターン。
今回の診たてでもちろん身体の歪み云々は勿論のこと、血流が問題だと判断。
シンプルにいうと上半身(特に頸部)に熱が集まりすぎていることが原因。
もっとシンプルに解説すると下半身の冷え。
よって初回アプローチはほとんど下半身。
偏頭痛は頸椎の捻じれが関与することがほとんどなんで身体全体の修正をして一番最後に軽く
調整。頸椎の捻じれを修正することで血管(椎骨動脈の捻じれも修正)にもアプローチ。
ちなみにボキバキは禁忌!
未来的には可能。
本日2回目の調整でしたが早速身体変化が。
突然の発汗がかなり減少。
ただ左顔面の感覚と顎の可動性が良くないと。
あと側頭部の痛み。
治療することで身体反応が治療ごとに変化していくことは説明済みだし
想像できうる症状だったので再度未来的身体変化を伝えてお互い笑顔で調整も終了!
今回は単純な運動器の症状ではなく血流性、自律神経系が複雑に絡み合った症例かなと。
ホント自由診療は様々な症例が沢山あります。
それに対応する力!
今後の治療活動で必須になることは確実です!
そんな対応力が学べて身に着けられるセミナーはこちら。
ちなみに4月26日(下半身関節編)はsoldoutです。
ありがとうございます!