最近のテーマは力を抜く。

シンプルテーマだが奥深い。

このテーマは治療家経営合宿での何気ない会話から。花谷先生との会話がキッカケになり、実験してみようと思い立ち治療現場で実験中。

 

3段階で実験。

かちっと奥歯を噛みしめた状態。

舌を軽く噛んだ状態。

口を半開きにした状態。

 

結果論からすると私の場合は軽く舌を噛んだ状態が一番治療パフォーマンスが良かった。ダメなパターンはカチッと噛んだ状態。これは疲れるし短時間でも疲労感を感じる。半開きは逆にだらりとなりすぎる。軽く噛んだ状態だと、むしろ力んだ状態のときに舌を強く噛む状態だから今無駄に力が入った状態をすぐに実感でき無駄な力を抜くことができる。

 

最近は徐々になれてきて舌を軽く噛まなくても自分自身の身体に無駄な力が入っているか入ってないかを瞬間的に把握できるようになった。一番の驚きは感情面。無駄にハイになったりしない。一本調子になれること。これは発見である。無駄なハイ状態は治療家側には必要ない。治療とは興奮状態を鎮静化することでもあるから治療家側が興奮していてはクライアント側も興奮状態に無意識的に誘導されてしまう。これでは良い治療結果は生まれない。

 

感情も手先も無駄な力は必要なし。

何気ない会話から発展したこの実験。

何気ない会話を大切にしよう!

 

皆さまも実験してみてね~

マイケルジョーダンみたいにバスケ中に舌を出してシュートしたことはないな~

試したいけどかなり怖い。この実験は控えよう。いや控えるべき。